データを操り数理的手法で地球の未来を考えよう! 〜Young Sustainability Leaders育成プログラム教材提供のご案内〜

世界にある、気候変動、生物多様性の喪失、資源の枯渇、貧困の拡大など多くの複合的な問題を正確に捉え解決に向けた行動につなげるには、客観的な指標に基づいて考えることが大切になります。だからこそ今求められているのは、未来を牽引する次世代のデータリテラシーを醸成し、データから新たな知識や洞察を引き出す手法を学び実践していく力を育てていくことなのです。

そこで、計量サステナビリティ学を提唱する武田秀太郎(九州大学)は、課題を定量的に解析する力を育成するプログラム「Young Sustainability Leaders育成プログラム」をリバネス社と共同で開発しました。

今後、これを小中高生を対象とした認定プログラムとして展開することを目指しています。本プログラムでは、実世界とデータを見比べながら、地球の未来を考える観点であるサステナビリティについて考える力を育みます。

プログラム内容「地球の未来のために考え、行動を促すリーダーになろう!」

<導入編>

サステナビリティ=「持続可能性」という概念を知り、私たちが地球の未来のためにできることは何かを考えることを通して、自分ごととして取り組むテーマを見つけるための準備をします。具体的には「サステナビリティ」が何かを考えるために、朝起きてから何をしたかという身近な問題について考えていきます。

<分析編>

自ら設定した問いに対して、客観的な数値をもとに議論することの重要性を理解し、取り組むスタートを切るために、データ分析に手と頭を動かします。具体的には、サステナビリティをどのように評価することができるのかを知るために、実際の気温や人口、ゴミ廃棄量などのデータを解析しながら、地球の今を分析します。データ分析ができれば行動の答えが出るわけではなく、そこからさらに考え進める必要があることを理解していきます。

このプログラムで育む力

– 適切なデータを選定する力
– 統計手法を理解する力
– データに基づく主張を作成する力
– 効果的な行動を提案する力

このプログラムで目指すゴール

– サステナビリティを理解し、課題や解決手段の具体例を考えられるようになる
– 設定した問いに対して、数値をもとに主張を組み立てられるようになる

【関連する学習単元】

社会科(世界の様々な地域)、理科(自然と人間)、技術・家庭科(家庭分野:消費生活・環境)、総合的な学習の時間、情報Ⅰ・Ⅱ

お問い合わせ・申込み

この教材を活用した授業の実施をご希望の方は下記フォームよりお問い合わせください。
講義スライドやワークシート、分析用データなどプログラム実施に必要な素材をお渡しします。

    お名前*

    メールアドレス*

    所属組織*

    役職*

    お問い合わせ内容

    お問い合わせ内容(その他)