武田秀太郎准教授が日本学術会議連携会員に最年少で選出されました

武田秀太郎・九州大学都市研究センター准教授が、2023年10月2日付けで日本学術会議連携会員に任命されたことをお知らせします。武田准教授は第26期日本学術会議への最年少での選出となります。

 

日本学術会議は、日本の人文・社会科学、自然科学全分野の科学者の意見をまとめ、国内外に対して発信する科学者の代表機関です。「学者の国会」とも称される当会議は、日本学術会議法に基づいて設立された日本のアカデミーであり、内閣総理大臣所轄の下、特別の機関として独立した職務を行っています。

日本学術会議では、国内の約87万人の科学者を内外に代表するため、「優れた研究又は業績を有する」科学者から、210人の会員と約2000人の連携会員を3年ごとに半数ずつ改選しています。

今回、日本学術会議の第26-27期(任期:2023年10月1日から2029年9月30日)連携会員に、九州大学都市研究センター准教授である武田秀太郎が選出されました。武田准教授は今期日本学術会議における最年少での選出となります。

武田准教授は今後、非常勤の国家公務員として政府・社会に対して日本の科学者の意見を直接提言するとともに、市民社会との対話を通じて科学への理解を深める役割を担います。

【武田秀太郎について】

武田秀太郎

九州大学 都市研究センター フュージョンエネルギー部門 部門長・准教授

国連職員、青年海外協力隊、陸上自衛隊など多くの社会貢献活動歴を有する新進気鋭のサステナビリティ学者。

31歳で当時最年少となる京都大学特定准教授を経て現職。現在、文部科学省 原型炉総合戦略タスクフォース・主査代理、文部科学省 核融合の挑戦的な研究の支援の在り方に関する検討会・委員、京都フュージョニアリング社・共同創業者など。2022年、日本人として約1世紀ぶりにマルタ騎士団ナイトに叙任され話題に。

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